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環境優しい石鹸作り…
気まぐれなんで、不定期更新です。

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ビデオ
 リサイクルせっけん色々調べてみると、ある共通点があった。
水質汚染に悩まされている地域である。琵琶湖周辺や印旛沼など、生活廃水が湖に流れているところで活動が盛んなのだ、
 ある日、I氏がネットを検索していると手作り石鹸のマニュアルビデオがあった。早速購入してもらい、一緒に見る。
 別段、工程自体変わりは無かったのだが、ちゃんと石鹸になっている。違うのは、勢いよく苛性ソーダ水を入れないことぐらい。
 早速、次の日作ってみると…。
見事に成功した。ちゃんと石鹸になってくる。

しかし、ビデオにあったのは粉石けんの作り方…。
途中で、ソーダ灰を入れると粉石けんになるのだ。固形の資料は無い。
Sさんはタイミングよく取り出すと固形になるといっていた。
 どろどろの摩り下ろしりんご状態で型に柄杓でせっけんを入れる。

なんとなく、固まってくれそうな感じだった。
翌日、見ると見事に固形石鹸になっていた。

テーマ:手作り石けん&手作りコスメ - ジャンル:趣味・実用

問い合わせ
 うまく、石鹸が作れない。
I氏「せっけん釜のメーカーに直接聞いてみてはどうだろう。」
朝一番の提案だった。
ボク「そうだな。それが一番早いかもしれない。」
早速電話してみる。時間は8時30分…。
ボク「あの〜。はじめまして。そちらの石鹸釜を持っているんですが、今一歩石鹸にならなくて…。作り方を教えてほしいのですが…。」
釜メーカー「え?今朝礼中なので出直してもらえませんか?」
ボク「…」
驚いた!このメーカーは、客よりも朝礼を優先する!

おかしいだろ?

とりあえず、電話を切る。
I氏に何度か電話をするよう進められたが…

あんな会社だめだよ!

って感じだった。

ユーザーが困っているときに、今朝礼中だからという企業があっていいものだろうか?
絶対、ここからは聞かないと心に決めた…ある夏の朝のことだった!

テーマ:ありえない! - ジャンル:就職・お仕事

夏の昼下がり
 せっけんが作れない…。落ち込んでいた矢先…。休みの日にI氏から電話が来る。
I氏「今日、土曜だけど…せっけん作ってみないか?」
ボク「ああ、やってみるか。」
職場の上司としてではなく、友人を遊びに誘うノリだった。支度してせっけんを作る場所へ行く。I氏と落ち合う。目を合わせると、二人は石鹸釜と対峙する。
 実は前日、ネットで作り方を調べたのだ。I氏の良いところは、知識がINPUTされると、すぐ試してみたくなることだ。反面…曜日とかは忘れてしまうのだろう。ただ、この仕事をして言える事は、この行動力によって、授産という儲からない商売がなんとかなっている事実だ。
I氏「悪いな…。Sさんの経験主義ではなくて、教科書通りの理論を実践してみたくなって。担当のキミとやってみたかったんだ。」
ボク「ああ、いいよ。作れるようになりたいからな。」

 倉庫の奥で石鹸釜は、威圧感のある風貌で鎮座している。今日もこいつと付き合うのだ。
 苛性ソーダの分量を量り、水を量る。廃油は既に用意してある。

 点火!

 油が動いてきたあたりで、苛性ソーダ水溶液投入。
 ここまでは、教科書通りだ.

 しかし、なかなか反応してこない。ボク達は世間話をしながら反応が来るのを待っていた。

 日は南中を目指して徐々に高くなってゆく…。気温が上昇し汗をかく…。なかなか、反応は来ない…。どちらかというと…短気な二人が…
一時間も時間をつぶすのには限界があった。どちらからということも無く…
「苛性ソーダ足りなかったのかな?」
「もう少し入れてみようか」
「やっちゃえ!」
柄杓に苛性ソーダ溶液を取り入れる。
…反応は無い。

また数十分過ぎる。
「もう少し入れてみようか」
「やっちゃえ!」
柄杓に苛性ソーダ溶液を取り入れる。

何度か繰り返すうちに…

いきなり反応が
キタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!


反応が来すぎて…釜から溢れ出てしまう。
「わー、火力弱めろ!」
火力を弱めるも何も…
溢れた油でガスが消えてしまう(T-T)
急いで元栓を締め…反応がおさまるのを待つ。

その後はいくら待っても反応せず(T-T)
とりあえず、苛性ソーダ溶液は入れてしまった。
機械を回してもいっこうに石鹸になる気配は無い。

いつしか、お昼過ぎになっていた。
ボク等はカップラーメンを食べ…
コーラを飲み…
アイスを食べ…
油が石鹸になる瞬間を待った…。

いくら待っても石鹸になりそうに無い。
(何で石鹸にならなかったのか??せっけんが作れるようになった今でも原因はわからない)

痺れを切らしたボクは…
とりあえず、牛乳パックの型に入れてみようか。
と提案した。

二人は石鹸になりそこなった油と苛性ソーダ水溶液の混じったものを牛乳パックに入れる。

牛乳パックは石鹸になりそこなった油と苛性ソーダ水溶液の混じったものの温度に耐え切れず…パックから次々ともれてゆく…
散々な結果になる。
(T-T)

後片付けをしながら…二人は顔を見合わせる。
もう手だけではなく服も油まみれになっている。

(あ〜無駄に休日が潰れた)
と思う二人でした。

テーマ:**ナチュラル雑貨** - ジャンル:ライフ

H君…
 高校時代の同級生H君が突然施設を訪ねて来た。痛々しい格好で、お母さんと一緒に…
 つい、この間まで、良く行く飲み屋で働いていたのに…
(そういえば、最近姿が見えないと思っていた)
H君はギター侍ではなくてギタリスト。ボクもギターは弾くけどダンチで上手い!…ただ趣味が合わなかったようなきがするσ(^◇^;)
 彼は難病にかかってしまったのだ。診察も県内では診てもらえず隣県に行くと言う…。
 彼とは同じクラスにもなったことが無くて、ただ同じ高校に通っただけだった。言葉も殆ど交わした事が無い。そういう間柄だったが、共通の趣味ってのは、周波数を合わせてくれるとこがある。H君とは自然に話が出来た。
ボク「お久しぶり。どうしたんだい?}
H君「○○病にかかってさ、この通りだ。」
ボク「とても大変なようだね…。」
H君「ああ、ちょっと手を動かしただけで激痛が走るんだ。」
ボク「ギターとかも…。」
H君「ああ、全然やってない。出来ないよ。」
お母さんが口を開く。
母「せっけんが欲しくて来ました。」
ボク「洗濯石鹸ですか?固形それとも粉にしますか?」
母「お宅の固形石鹸で息子の体を洗っています。」
ボク「??」

手を洗うってのは聞いたことがある。葉タバコ農家が、タバコを木から欠いて来るときに、手に多量のタバコの油がつくので、うちのせっけんで手を洗うそうだ。
母「実は息子の体にはこちらの石鹸出ないとダメなんです。」
ボク「初耳です。それはどうしてですか?」
母「息子は神経が痛がるだけではなく、皮膚も大変弱くなってます。市販の石鹸で洗うと肌が荒れるんです。でも、息子の病気専用の石鹸はとても高価で…。こちらの石鹸は無添加なので息子の肌にも合います。」
ボク「!」
そうか…。無添加ってのがいいんだ…。うちのせっけんまだ確立されてなくて…製造してないし…ましてや投げちゃおうって考えてますなんて…この親子を見ていると言えなくなった。
ボク「実は、先の施設から受け継いだんですが…まだ製造方法が確立できてないんです。試作で作ったせっけん(コールドプロセスで作ったナメクジ石鹸)がありますから、どうぞお持ちください。」
代替品をただで手渡し、後日、せっけんが作れるようになったら連絡する旨を伝えて帰ってもらった。
ああ、H君のためにも石鹸を作らなくちゃ…。
何か使命感を覚える…。
だけど、まだ、せっけんを作る方法が見つからない。

テーマ:環境に優しいリサイクルせっけん! - ジャンル:日記

大丈夫、大丈夫!
 ある日…せっけん作りを以前の施設からの職員だったSさんに習うことになった。職員は全部で7人。プラントの周りに集まる。
 午後から始めるということもあり、20ℓのところを10ℓでやってもらえるようお願いした。
 電源を引っ張ってきて、ガスのホースを接続し、油を釜に入れる。苛性ソーダ溶液を要したら、準備完了!7人がどんなせっけんが出来るのか、固唾を呑んでみている。Sさんは涼しい顔をしててきぱきと準備をしていた。
釜に火が入る。

しばらく、みんな雑談…。

Sさんは油の温度を測り、ひしゃくに汲んだ苛性ソーダ溶液を入れ始める。

シュワー!

溶液と油が反応し始めた。
「おおっ!」
みんな感動している。化学反応しているのだ。通常の生活で化学反応を目の当たりにすることなんて少ないから、みんな興奮している。
「おおっ、泡が上ってきている。」

それでもSさんは涼しい顔をしている。

一時反応が終わるまで待つのだが、(それは後でわかったことなのだが)ボクは柄杓に半分だけ溶液を入れて、泡が下がってきているのに溶液を足さないSさんがじれったくてたまらなくなった。
ボク「まだ苛性ソーダ溶液足さないんですか?」
Sさん「うん、もう少し下がってからね。」
経験者には逆らえない。ボクは不服そうに釜から離れI氏と話をしていた。

Sさんは、釜の状態を見ながら、苛性ソーダ溶液を足してゆく。そのたびに泡が出る。泡は膨張してはあがってきて、少しすると下がってゆく。
自分もやってみたい旨をSさんに告げる。
Sさん「やってみる?少しずつだよ。」

もっとがんがん入れろよ!と内心思っていた。
釜はぐたぐた煮え立っている。
ボクは柄杓半分ほどの苛性ソーダ溶液を釜にジャーと入れた。
すると…??

みるみるうちに釜は沸きあがり!
泡がものすごい勢いで上ってくる。
時々、爆発したように大きく跳ねる!

「わー」
慌てて釜の周りにいた人は数歩非難する。

釜から油が溢れ出す!

内心、あなどっていたせっけん釜が、怖いものに変貌してゆく。
(悪かったSさん)
心の中でだけSさんに謝る。

釜は落ち着きを取り戻すと、Sさんはまたたんたんと溶液を入れてゆく。
恐る恐る聞いてみる。
「これ大丈夫かな?ちゃんとせっけんになるかな?」
Sさん「大丈夫、大丈夫。」

ボクはSさんの涼しげな表情に安堵した。

2時間後…
Sさんに言われたタイミングで型に出す。
男二人がかりで、固まる前に急いで型に入れなければならないことは、Sさんから指示を受けていた。

????

ところが…これから固まるはずのせっけんはなぜかガサガサのボロボロなのだ。これって寝かせればせっけんになるの??
素人目に見てもせっけんは、固まる様子はなかった。

Sさんは額にうっすら汗を浮かべてこう言った。

「ちょっと、取り出すの遅かったね。大丈夫、大丈夫!次に作るときに、混ぜればいいから」

これでいいのだろうか。

(ぜんぜん大丈夫、大丈夫じゃないじゃん。)

みんな疲れていた。せっけんを作る4時間が徒労に終わった。

それから何日たってもせっけんはガサガサボロボロだった。

テーマ:ナチュラル石鹸ライフを始めませんか? - ジャンル:ライフ